仕事に一生懸命取り組むことで、さまざまな問題や課題に直面することは往々にしてあるものだ。
誰もがその問題や課題を乗り越えることで更なるスキルアップやレベルアップをすることにもなるのだ。
しかしながら、現代社会の問題として、相談をする相手が見つからずに精神ストレスなどをため込んでしまうというケースが増えている点だ。
特に若い世代の従業員の間で目立っており、会社の将来を考える上でも由々しき問題として取り上げられるようになってきた。
確かに現代では、ネットワークサービスの台頭やグローバル化などの影響もあり、人間関係が希薄になっているという感は否めないといえるだろう。
昔であれば、上司や先輩からの飲み会の誘いを断ることなどあり得なかったが、今では平気で断る若者が多い。
「飲みにケーション」などという言葉自体もなくなりつつある。
そういった時、管理職に求められるのは、いつでも社員が相談できるような雰囲気や環境整備をしておくことではないだろうか。
あえて若手社員の気を引くようなことをする必要性は全くないが、円滑なコミュニケーションができるようにはしておくべきである。
ましてや、仕事上の相談であれば、積極的に受け入れることが必要だ。
飲み会などのプライベートな時間を割くのではなく、定期的にミーティングや打ち合わせなどをして意見を聞くのも良いかもしれない。
そのついでに悩みや相談にも応じてあげればよいのだ。
人間関係を良好にしておくことが組織を強くするため、仕事上の相談ができることは何よりも大切と言えるだろう。
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